過剰可視化社会、フェミニズムとは、SDGsの大嘘、お金の未来、22世紀の民主主義、これからの食と農業。 6冊まとめ買い。

 

比較的頻繁にAmazon の新書ランキングをチェックしています。
新刊の新書から、次に読むべき、読みたいと感じさせられる候補書を選択。
それを利用しているYahoo! ショッピングで検索し、履歴に残しておく。
そして、極力、ポイント増の日曜日に、優先順位に従って発注する、時に数冊まとめて。
先月から今月にかけては、ベスト100掲載の中に興味をそそる新刊書が目白押し。
まとめて購入しても、読む量は限られており、手持ちの未読書の消化予定を考えての発注に。
今月5日日曜日は、5の付く日とも重なって、20%ポイント還元で、実質が2割引価格で入手できるので、今月中旬以降と来月7月に読むものとして、6冊を発注。
以下、一応、最後の新書ではない1冊を除いて、発刊順に紹介します。

 

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5の付く日曜日でポイント20倍、6月7月読書用新刊新書まとめ買い!:勝手に新書集ー18 (ohnoharuo.com)

過去何も生んでこなかったマスコミの少子化対策政府批判:2022年年間出生数80万人割れ警鐘の人口動態統計

6月3日に厚生労働省から、2021年の人口動態統計のまとめ(総覧)が公開されました。
その中から、出生数・出生率に関する数値を抽出して、昨日当サイトに投稿したのが、以下の記事。

◆ 2021年出生数81万人、出生率1.30。過去最低2005年1.26に迫る:2021年人口動態統計より(2021/6/5)

こうした統計が発表されるたびに、少子化問題についての批判が、新聞各社から行われるのが恒例になっています。
それらの基調は、ずっと何も変わることなく、目新しさもなく、それで政府や行政が、政策の大転換を行うわけでもなく、また当然、できるはずもなく。
今回も、期待せずに、いくつかの記事をチェックしてみます。

 

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過去何も生んでこなかったマスコミの少子化対策政府批判:2022年年間出生数80万人割れ警鐘の人口動態統計 – 2050 SOCIETY

2021年出生数81万人、出生率1.30。過去最低2005年1.26に迫る:2021年人口動態統計より

今回の発表は、「人口動態統計」の1年間の人口推移調査の集計値(概数)で、翌年6月に公開されるもの。
これとは別に<速報値>というのがあって、月次ごとに発表されており、年明け2月に、前年12月の月次値が出ると、同時に同年1年間の月次合計<速報値>が集計されます。
この速報値ベースで、当サイトで今年3月に
◆ 2021年の出生数約84万人、死亡数約145万人、人口減少数初の60万人超:2021年人口動態統計速報値
と題した記事を投稿しています。
この速報値を翌年修正して一昨日6月3日に公開されたのが2021年<人口動態総覧>。
厚労省公開データから、主だった内容をピックアップしました。

 

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2021年出生率前年比0.03ポイント低下の1.30。過去最低2005年1.26に迫る:6月3日発表2021年人口動態統計 – 2050 SOCIETY

子どもの貧困対策としての「児童手当」制度か?

 

基本的に、財政規律主義、税と社会保障の一体改革に従っての子育て支援策・少子化対策を、誠実に、突きつめて考察する柴田氏は、そのためには相当の財政出動が不可欠とみ、社会保障の拡充には経済成長が条件とする立場です。
ですから、ベーシックインカムを用いそれらの政策に充てるという発想は持ち得ないでしょう。
しかし、実は、新書の方に、興味深い箇所・記述があります。
それは、「児童手当」についての経済学者アンソニー・アトキンソンの考えを引用している部分です。

 

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児童手当は、子どもを対象としたベーシックインカム:ベーシック・ペンションでは児童基礎年金 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)

この社会経済システム改革に必要な何かがまだ描けていない。山口薫氏著『公共貨幣』『公共貨幣入門』:勝手に真剣書ー17

 

絶対に入手し、理解しておくべきと考え、同様5月に入手したのが「公共貨幣」についての書。
そのために最適な書としてかねてから選択していたのが、既に発刊から7年近く経っている、山口薫氏著『公共貨幣』(2015/9/24刊・東洋経済新報社)。
定価が3,800円とそれなりの価格がついており、できれば中古書で入手をと考え、かつ5月入手・同月読了、6月ベーシック・ペンション専門サイト http://basicpension.jp で考察・活用というスケジュールを想定。
運良く、そのスケジュール通りに進み、先行して、ここで紹介することになりました。

 

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この社会経済システム改革に必要な何かがまだ描けていない。山口薫氏著『公共貨幣』『公共貨幣入門』:勝手に真剣書ー17 (ohnoharuo.com)

 

トラクターをFCV(Fuel Cell Vehicle)水素燃料電池車に

 

トヨタのFCVはなかかな広がりを見せていません。
最大のネックの一つが、水素燃料を補給する水素ステーション設置の高コストと普及台数の少ないこと。
相互に関係している要因なので、どこかの時点でブレイクスルーことも、現状ではイメージできない。
そうしたマイナスの条件に影響されない方法を利点とすることが可能ということで、関心をもって読むことができたニュースが。

 

 

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水素利用の燃料電池トラクター、クボタ2025年世界初導入へ – 2050 SOCIETY

EBPM書としての評価は?:柴田悠・山口慎太郎両氏の<子育て支援経済論>シリーズを比較・紹介

 

先に、当サイトで以下の書の紹介記事を投稿しています。
◆ 山口慎太郎氏著『子育て支援の経済学』:勝手に新書-7(2022/3/25)
◆ 柴田悠氏著『子育て支援が日本を救う』『子育て支援と経済成長』:勝手に新書-8(2022/5/1)

前者の山口慎太郎氏の書は
・『子育て支援の経済学』(2021/1/20刊・日本評論社
・『「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』(2019/7/30刊・光文社新書
後者の柴田悠氏の書は、
・『子育て支援が日本を救う(政策効果の統計分析)』(2016/6/25刊・勁草書房
・『子育て支援と経済成長』(2017/2/28刊・朝日新書
それぞれ2冊ずつ。
但し、出版された順は、柴田氏書の方が先です。