子どもの貧困対策としての「児童手当」制度か?

 

基本的に、財政規律主義、税と社会保障の一体改革に従っての子育て支援策・少子化対策を、誠実に、突きつめて考察する柴田氏は、そのためには相当の財政出動が不可欠とみ、社会保障の拡充には経済成長が条件とする立場です。
ですから、ベーシックインカムを用いそれらの政策に充てるという発想は持ち得ないでしょう。
しかし、実は、新書の方に、興味深い箇所・記述があります。
それは、「児童手当」についての経済学者アンソニー・アトキンソンの考えを引用している部分です。

 

この続きは
児童手当は、子どもを対象としたベーシックインカム:ベーシック・ペンションでは児童基礎年金 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)