2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
中国の方は、従来の一人っ子政策、加えて二人っ子政策、イコール産児制限政策の転換を報じたもの。 先述の日本の2050年における人口予測1億人に対して、中国の方は、もう50年プラスして、2100年に5億人を割ると予想されることをも想定してかどうか分かりま…
山森亮氏の著『ベーシック・インカム入門 』(2009/2/20刊)の第2章に「家事労働に賃金を! ー 女たちのベーシック・インカム」という章があります。フェミズム運動の一環としてのベーシック・インカムを要求する過去の歴史とその事例を紹介した章です。た…
山森亮氏の著『ベーシック・インカム入門 』(2009/2/20刊)の第2章に「家事労働に賃金を! ー 女たちのベーシック・インカム」という章があります。フェミズム運動の一環としてのベーシック・インカムを要求する過去の歴史とその事例を紹介した章です。た…
ベーシックインカムは、一般的に<社会保障>として位置付けられることが多いのですが、その起源は、貧困の救済にあるとされることもまた一般的です。その歴史は、すでに述べた◆ イギリス救貧法の歴史・背景、概要とベーシックインカム:貧困対策としてのベ…
厚生労働省が2021年2月22日に「人口動態統計速報」を発表。それによると、昨年2020年の出生数は、予想されたとおり、前年比2.9%減の87万2683人と5年連続で過去最少を記録しています。 出生数の減少率が、2019年の5.5%減(速報値)に比べると小さかっのは、昨…
「日本経済復活の会」は、その名の通り、日本経済の復活を目標に活動する非営利団体で、小野盛司氏は同会の会長、創設者でもあります。 小野氏は、この先月発売されたばかりの『毎年120万円を配れば日本が幸せになる』において、毎年120万円のベーシック…
昨日2021年2月23日に、トヨタ自動車東日本株式会社(TMEJ)東富士工場跡地に創造する「ウーブンシティ」建設の地鎮祭を行ったことが発表されました。その建設構想が発表されたのが、2020年1月、米国・ラスベガスで開かれたCES2020。もうあれから1年も経過し…
井上氏は、BIの全額をこの貨幣発行益で賄えとは言っていません。それとは別の財源も用いることを提案しています。それが、例の<税と社会保障との一体化>、<財政規律>を目的として運営、議論されている、税収の再分配、すなわち「所得の再分配」に拠る方…
MMTの最大の特徴は、 1.貨幣の起源や制度に焦点を当て、管理通貨制度の下で政府が独自に法 定通貨を発行している国家を前提としていること。 2.政府に通貨発行権があれば、政府の意思に基づき通貨発行による支出 が可能であり、財源のための徴税は必要な…
2021年1月20日のバイデン大統領就任式で、22歳の女性詩人アマンダ・ゴーマンさんが「新たな夜明け」へ行動を呼びかけ、「私たちの無為や怠惰は次世代に引き継がれる」と朗読 この続きは私たちの無為や怠惰は次世代に引き継がれる:シルバー・デモクラシーを…
ベーシック・ペンションは、以下の憲法第11条の<基本的人権>、第12条の<自由及び権利>に関する条文に基づいて支給されます。そしてこの<基本的人権>は、次項以下のBP支給の根拠となる種々の権利と自由を包括していることも、確認しておきたいと思いま…
昨年の終わり頃から「普遍的」という言葉にどうにも違和感を覚えてしかたありません。 きっかけを考えてみると、やはり、昨年ずっと追いかけてきたベーシックインカムについて、ネットや書籍で「普遍的」という文字を見ることが多かったことにある、そう思い…
昨年の終わり頃から「普遍的」という言葉にどうにも違和感を覚えてしかたありません。 きっかけを考えてみると、やはり、昨年ずっと追いかけてきたベーシックインカムについて、ネットや書籍で「普遍的」という文字を見ることが多かったことにある、そう思い…
ベーシックインカムの思想に新たな息吹を吹き込んだ、新自由主義の総帥、米国経済学者ミルトン・フリードマン(1912~2006年)が、1962年の著『資本主義と自由(Capitalism and Freedom)』で、「負の所得税」を提案し、公共的な議論の場に持ち出したとされ…
あの Yahoo! が、来月3月に、自社社員への給与の一部を、同じソフトバンクグループ傘下の電子マネー「PayPay(ペイペイ)」で支給することが発表されました。具体的には、在宅勤務手当として、社員全員に一律5万円分。 これは、政府が今年2021年春にも解禁…
時代が変わり、世代が変わっても、人種が違っても、国籍が異なっても、「人」の感情系や精神構造、そしてそれが引き起こす行動パターンには、そう大きな変化・違いはありません。 例えば、喜怒哀楽で表現される情緒系の思い・感情とそれによる行動。自分中心…
ベーシック・ペンションの実現同様、さまざまな社会問題の改善・解決が、一旦問題がおきてしまうと、そうそう簡単にできるはずもない、と思っています。 その理由は、一言でいうと、「人間」がやっている社会のことであり、「人間」が取り組まない限りそれら…
生活を守るため、人生を活かすための現金BIは、収奪の対象となり、生活を脅かすものになるリスクが ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、現ナマは人を変えます。堅実な人には無関係ですが、本来、生活の基礎的な範囲での利用を目的としたベーシック・…
2021年2月14日、日経に1面に、「ロイヤルHD、双日が筆頭株主に 銀行含め160億円支援」という見出しの記事が載りました。 随分以前のことであり、また2年余と極めて短期間でしたが、ロイヤルは私も在籍したことがある大手外食サービス企業。コロナの影響も…
当サイトからスピンオフした、日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金に関する専門WEBサイト http://basicpension.jp の状況報告です。 同サイトで、1月30日に投稿した記事◆ ベーシック・ペンション導入に伴う社会保障・社会福…
現在の所得税法において、賃金・給与収入がある人は、その収入から源泉所得税として、社会保険料と合わせて差し引かれ(控除され)ます。その場合、配偶者の一定の基準額以上の年収の有無と額による配偶者(特別)控除、扶養する子どもや親族がいる場合の扶…
一般的なBI論では、BI導入で雇用保険をなくすことができるかのような論調も見られます。しかし、私は、反対にベーシック・ペンションの導入を好機として、労働政策、労働法、労働保険制度全体の見直しと再構築に結びつけるべきと考えています。 雇用保険はも…
MMTベースBI論の共通の欠点・課題 経済理論ベースですから、インフレリスクの有無・程度を主たる課題としており、長引く不況下における、緩やかなインフレ期待の日本の長期的金融緩和政策が、一向に機能していないことを、BIによる膨大な通貨発行・供給の論…
上野さんと、私が昨年知り、関心を持ち始めた雨宮処凛さんとの対談書『世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状』(2017/10/10)があるのを知り、早速入手。一昨日読み終えたところです。何よりも過去のさまざまなご経験の記憶力と分析力には、本当に、本…
社会保険関係法は、大きな目的・対象として「健康保険」分野と「介護保険」分野に分かれています。「健康保険」は、公的医療サービス給付を提供するもので、「国民健康保険」「健康保険」「後期高齢者健康保険(正式名は、「高齢者の医療の確保に関する法律…
同氏は、ベーシックインカムの導入は政治的にムリと断定していました。その理由は、財源問題。しかし、元をたどれば、どうしてもベーシックインカムとは交わることがない、社会保障のあり方についての前提となる考え方の決定的なズレにその原因があります。…
鈴木亘氏の『社会保障亡国論 』にある反省と後悔の言を紹介して、私が考える「社会保障制度改革」の必要性・必然性と、シリーズで展開している「政治改革と財政システム改革」への必然的帰結について、述べたいと思います。 この続きは 2050society.com
鈴木亘氏の『社会保障亡国論 』にある反省と後悔の言を紹介して、私が考える「社会保障制度改革」の必要性・必然性と、シリーズで展開している「政治改革と財政システム改革」への必然的帰結について、述べたいと思います。 この続きは 2050society.com
TSMCとは、コロナで世界的に供給が逼迫している半導体の台湾のメーカー。欧・米・日からのTSMC詣でが報じられるなかでの今回の報道。本音では、日本の半導体メーカーの存在感のないことが歯がゆいところだが、今後の展開を考えると、中・韓のシェアの拡大抑…
なぜベーシック・ペンションの実現に10年は掛かると考えているか。 主に、以下の4つの、物凄く大きくて、重要な理由があります。 1.ベーシック・ペンション生活基礎年金は、専用デジタル通貨で支給するため、そのシステム開発、その運営管理基盤整備に、…