2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

選択肢としての正規社員・非正規社員・自営業者・無業者:コロナ禍・環境変動で考える働き方・生き方改革-3

正社員として就職し、働く。望んだ企業ではあっても、基本的には、入社して働いてみなければ、自分にあった企業・職場かどうかはわからない。正社員であることを望んでの入社だったが、実際に働いてみて、ずっとこの企業で働き続けたいという希望を持つかど…

働くことが困難になったコロナ禍とこれからの働き方:コロナ禍・環境変動で考える働き方・生き方改革-2

コロナ禍は、これからの働き方を変えざるを得なくした。いうならば、歴史的に転換すべきことを、強烈に社会に強制した。 その最たるものは、テレワーク、リモートワーク、在宅勤務だ。思ってもいなかった、自宅で仕事をすること。歓迎した人、まいってしまっ…

今から始める新・人生設計のポイント:コロナ禍・環境変動で考える働き方・生き方改革-1

サラリーマンはサラリーマンとしての悩み・不安を、フリーランスの人はフリーランスの人としての悩み・不安を、事業主は事業主としての悩み・不安を、そして子どもや学生や主婦、高齢者など仕事を持たない人びととしての悩みや不安を、みなそれぞれ経験し、…

「少子化社会対策大綱」批判-4:安心して子どもを持つことができるBI、児童基礎年金支給を早期に

既に結婚していて、もう一人か二人子どもが欲しいけれど、経済的社会的にこの先の不安が大きく、踏み出せない夫婦も多いだろう。上記の、3は、このケースを含む。この夫婦にとっても、自分たちにベーシックインカムが支給されれば、子どもを増やす決心がつ…

雨雲レーダーチェックが日常化した、梅雨明けなしの、従来と異質な7月が過ぎ去ろうとしている

それにしても急変するのが当たり前の異常気象が毎日続いている7月。 何十年に一度が、こうも重なると、毎年起きる、と形容すべき大規模自然災害と考える必要がある。 もう日常用語になった「線状降水帯」。線状にとどまらず、面状降水帯がしばらく停滞する…

みずほ銀行岡崎支店が名古屋駅前支店内に移転?

今月初めに、みずほ銀行岡崎支店から、2個人1法人宛、<親展><重要>表示付きのハガキが届いた。 内容は2020年10月12日をもって、岡崎支店がなくなって、名古屋駅前支店に移転するというもの。いや、正しくは、閉店するのではなく、別の支店の中に移転す…

高齢男子でもできる簡単健康レシピ-8:タレ・カラシなし納豆、トッピング2種

健康食品の代表と言える納豆。わが家では、朝食時の定番メニューとして、朝食プレートの横に添えて毎日食べています。 納豆にはこだわりがあって、その要素の一つが、タレなし・カラシなし。そして食べやすい小粒。そしてもちろん、お値打ち。 これらを兼ね…

生の尊厳を守る権利としての安楽死法の導入を:ALS患者、嘱託殺人容疑医師逮捕事件に思う-2

98歳の義母が、要介護1から要介護4への認定区分変更で、今年5月、サ高住(サービス付き高齢者住宅)から特養(特別養護老人施設)に転入?した。その体験は、<98歳義母介護体験記・第2フェーズ>シリーズで、当サイトでレポートした。 その特養入所時に確…

自死選択尊重死で安楽死法制定を:ALS患者、嘱託殺人容疑医師逮捕事件に思う-1

昨年2019年11月、京都市で在宅介護を受けていた難病のALS筋萎縮性側索硬化症の51歳の女性患者が搬送先の病院で死亡。今日7月23日、京都府警が、仙台市と東京都の医師2人を、薬物投与による女性からの嘱託殺人容疑で逮捕したことが報じられた。 詳しくは、…

不自由化と一体だった電力自由化、本来の道筋:新エネルギーシステム改革-2

2016年4月電力小売り全面自由化から4年経過した今年2020年4月1日。大手電力が送配電部門を分離し、政府主導の電力改革が総仕上げに入ったとされるそうだ。とんでもない話だ。 この間の電力自由化をめぐり、利用者である個人や法人のメリット・デメリットを…

ウィズコロナの2020年に再定義・再構築すべき2050年エネルギー国家戦略:新エネルギーシステム改革-1

実は、環境・エネルギー問題への関心は、5年以上前から高く、既に閉鎖したブログサイトのカテゴリーの一つとして、その動向を追い、相当のブログを書いてきた。ごく一部は、http://huma-net.com に移行したが、より多くの記事は、移行せずに廃却してしまっ…

年金改革法、厚生年金パート加入拡大で考えること

今回の改正では、60~64歳の被用者の在職老齢年金の支給停止が開始される賃金・年金合計額を、現在の月28万円から2022年4月に47万円に引き上げる。 また、現状60~70歳の年金受給開始年齢を、22年4月か60~75歳に拡大。受給開始を遅らせれば年金月額が増え、…

ベーシックインカムは独自の電子通貨で支給・管理を:BI導入シアンー14

BIである「生活基礎年金」及び「教育基礎年金」は、すべての国民が、個人番号(マイナンバー)に紐付けして日本銀行に開設するBI給付金口座に、BI専用の独自電子マネー(デジタル通貨)として振り込まれ、管理される。 独自電子マネーは、日銀が発行し、暗号…

ベーシック・インカム制導入に伴う厚生年金保険制度改革:BI導入シアン-13

給与所得がある者全員が、新・厚生年金保険に加入する。これは、その給与を支払う事業所・事業主が、保険料を控除する事務を行う義務があることを意味する。従来は、業種や事業規模により、加入する義務がなかった非適用事業所や任意適用事業所も、すべて強…

ベーシック・インカム制と同時に改革・導入する社会保障保険制度:BI導入シアン-12

ベーシックインカム(以下BI)制は、基本的には社会保障制度の根幹の制度として、最低限度の生活を送るためにすべての国民に、平等に支給される制度だ。 従い、BIは、社会保障制度全体の改革・再構築を行うことと一体のものとして制定・導入されなければ…

週刊エコノミスト「ベーシック・インカム入門」で終わらせないために:BI導入シアン-11

特集の構成は、以下の6つのとQ、4つの小テーマで構成する。 Q1:なぜ今、BIの議論が?Q2:どんなメリットが?Q3:財源はどうする?Q4:格差の現状は?Q5:海外の現状は?Q6:議論の歴史は?(政党に聞く)「定額給付金とBI」公明党、国民民主党、共産…

所得税を主財源とするベーシック・インカム制で所得税法改正へ:BI導入シアンー10

私は、AIが創出するとされる、まだ見ぬ社会を前提として、あるいはそれを理由としてベーシック・インカム(以下BIとする)導入を主張・喧伝することには反対である。その主張・喧伝で想定・想像するのは、BIを受け取る「権利」があるという論理に傾斜す…

ベーシック・インカム制導入で国民年金制度は廃止へ:BI導入シアン-9

ベーシック・インカムである生活基礎年金の額は、現状の国民年金制度・厚生年金制度に基づく、老齢基礎年金の上限額を大きく上回る額とする。これに伴い、国民年金制度は廃止される。この続きは 2050society.com

「少子化社会対策大綱」批判-3:少子化の真因と究極の少子化対策BI

実は、少子化に悩むのは日本に限ったことではない。成功している海外の事例を参考にすればいいという単純なものでもない。 上に、最近の各国の実態を厚労省HPから借用した。少子化対策の成功例の代表とされるフランスも、出生率が2008年の2.01から18年に1.88…

サ高住・特養利用体験から考える介護システム:98歳義母介護体験記・第2フェーズ-7

せめて、要介護3以上でも未満でも、特養に必要な費用と、サ高住でかかる費用の間くらいの額で利用可能な施設があれば、と思います。◆ 特養・サ高住必要費用比較:98歳義母介護体験記・第2フェーズ-6 2025年には、団塊の世代の全員が後期高齢者となり…

特養・サ高住必要費用比較:98歳義母介護体験記・第2フェーズ-6

介護保険適用外の<状況把握・生活相談サービス費>に、個室賃借分の<家賃><共益費>、この3費目の月次合計額が、定額で、月135,500円。初めからこれだけでかなりの金額になります。家賃は入所時から変更ありませんが、共益費と状況把握・生活相談サービ…

コロナ禍における特養入所生活3カ月の状況:98歳義母介護体験記・第2フェーズ-5

一応、特養に無事入所できたわけですが、いきなりの環境変化です。今まで特に義母だけにやってもらっていた朝食の食パンにスライスチーズを乗せて焼いてもらうサービスと、食後にリンゴを食べさせてもらうこと。どちらも、特養では対応してもらえないことは…

特養入所決定から入所まで:98歳義母介護体験記・第2フェーズ-4

少し遡ってのことになりますが、市から、要介護4へ認定区分が変更になったことの通知を受け取った翌日、昨年2019年12月27日に、当初から入りたいと思っていた特養を運営する社会福祉法人に入所を申込み。しかし、2つの特養を運営しているが、どちらも空き…

5年間のサ高住生活総括:98歳義母介護体験記・第2フェーズ-3

回復期病院を退院と同時に老人施設への転入を考え、いくつかのサービス付き高齢者住宅を見学。特養は、当時要介護3以上という縛りはなく、1か所見学に行ったのですが、規模が大きく、古く、遠く、といい印象がなかった上、空きがなく、いつ入れるかまった…

特養入所決定後のサ高住生活状況と退所まで:98歳義母介護体験第2フェーズ-2

要介護4としてのサ高住での生活。変わったことは、歩行器での生活が不可能となり、完全に車椅子生活になってしまったこと。ただ、それでも自力でトイレなどをやろうとするので、スタッフの方々は目を離せないことに。なので、とにかくコールボタンを押して…

98歳義母介護体験記・第2フェーズ-1

同居していた義母が、93歳の2014年12月上旬に、左足大腿骨骨折で急性期病院んに入院し手術。地域包括の連係で、リハビリのため回復期病院に転院。入院中に要介護度の認定を申請し、翌18年1月に要介護1と認定。 この続きは 2050society.com

高額所得者・納税者も当然の権利として受け取るベーシック・インカム:BI導入シアン-8

健康保険や介護保険、厚生年金保険など社会保障制度の主な制度には「保険」という名がついている。これらは、保険料を被保険者や雇用者から徴収し、それを主な財源として必要な現物給付や現金給付を行っている。保険料方式ということになる。 この続きは 205…

夢のある人、夢の実現をめざす人のためのベーシック・インカム:BI導入シアン-7

まず、最も夢を持って生きてもらいたい人々がいる。それは、子どもたちだ。まだ大人として、社会人として進む道が定まっていない、子どもたち。生まれて間もない乳児から幼児、そして義務教育課程にある児童・学生たちも入る。 この続きは 2050society.com

不測の事態に備え、機能するベーシック・インカム:BI導入シアン-6

コロナウイルス感染症の拡大・パンデミックという想像を絶する厄災が、想定外の、非常に大きな影響を日本とグローバル社会に及ぼすこととなった。 生きているうちに、こんな経験をすることなどまったく想像できなかった。緊急事態宣言により、移動や事業活動…

働く人の格差是正と安心を目的としたベーシック・インカム:BI導入シアン-5

前稿の中で、公共的・社会保障関連業務に就く保育職や介護職も公務員的な立ち場的な人々として取り上げた。だが、教員と違って、給与は他の民間企業の業種・職種と比べても非常に低いレベルのままで、今後も大きく改善する期待がもてないように思われる。 こ…