賃金停滞をもたらすと憶測可能な定性的要因

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2小論の中に、憶測レベルでの賃金停滞要因が、少しはありました。
 それも含めて、賃金停滞の定性的要因と思われるものを、以下にメモしてみました。

1)正規雇用者比率・数の低下・減少と非正規雇用者比率・数の増上昇・増加
2)高齢者雇用延長に伴う現役世代賃金の抑制
3)介護職、保育職などのエセンシャルワークの公的価格システムによる賃金抑止傾向の継続と就労者数増加
4)コロナ禍の影響を含め、中小零細事業の弱い賃金引き上げ(経営)力
5)非正規雇用者の増加も要因の一部とする労働組合組織率の低下などによる春闘定期昇給などの旧来型の賃金制度の消滅による賃金引き上げ労使交渉の低下・消滅
6)非正規雇用及び政府からの要請とされる「同一労働同一賃金」指向がもたらす、正規雇用者賃金抑制化

 まだ他にもありそうです。

 

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日経経済教室「賃金長期停滞の背景」論から考える経営と賃金 – 2050 SOCIETY