政治

心地よい選択肢があった人はまだ良いですが、果たして、すべての人にとってそうだったかどうか。私は、少し疑問を持っています。SNSやネットに心地よい居場所を見つけることができずに、ネット空間でなにも行動を起こさない人も存在する。また、弾きだされて…

平和と社会保障と民主主義を守る女性市民の会」綱領・政策試案:政治改革実現、唯一の方法-3

「平和」「社会保障」「民主主義」綱領(試案) 「平和を守る」平和を守り、安心して安全に暮らすことができる環境社会を創造し、世代継承を可能にする。 「社会保障を守る」生涯型・全世代型総合的社会保障制度を構築し、貧困をなくし、健康的で、生きがい…

「平和と社会保障と民主主義を守る女性の会」創設を:政治改革実現、唯一の方法-2

離合集散を繰り返し、いつか来た道を戻っているかのような立憲民主党等野党にはほとんど期待できない。多くの無党派層・支持政党なしの方々は、そう思っているでしょう。保守・右には格好の状況です。今の菅内閣は、前内閣よりも独裁制に突き進む可能性が強…

コロナ下、閉塞感・独裁化が募る日本を変えるために不可欠な政治改革実現、唯一の方法-1

果たして「リベラル」とはなんぞ?、果たして「リベラル」という看板は必要なのか、と・・・。 「真のリベラルを構築すべき」と思いつつも、現実に、過去の歴史と語られる経験の中で、「真のリベラル」を見たことはあるのか。「民主主義は永遠の実験テーマ」…

「リベラルの敵がリベラル」の根拠と対策:『リベ敵』から考える-5

右であろうと左であろうと共通のものがあったり、政権党が異なる場合に、異なる政策として具体化・具現化されるものもあります。ナショナル・アイデンティティは、ナショナリズム形成と深く、浅く、関わってくるでしょう。 少しこの項目と直接結びつくイメー…

包摂すべきリベラル、が陥る排除の論理:『リベ敵』から考える-4

個を認めるアイデンティティを一つの要素でグループ化する。そのグループ一つひとつは、多様性の一つの要素なのですが、一つのグループアイデンティティ内に限れば、自己の利害がらみで意識は共有できる。しかし他との共存を意識せず、あるいは排除とまでは…

大阪都構想消滅と問われるべき維新の会の責任

結果云々よりも、大阪都構想をめぐり、2回の住民投票が行われたことの方に興味関心を持つ私。 大阪に住む人間ではないので、あまり関心がなかったのが正直なところだ。但し、行政改革やその延長線上での地方自治体の在り方に対しての関心はそれなりに持って…

真のリベラル政党が2022年以降に政権を取るための絶対的シナリオ

得失点差方式で行くと、菅内閣は、それなりに持ちこたえ、対抗が弱いがゆえに、次の衆議院選挙では、ある程度勝てるだろう。 この得点ネタは、安倍前内閣の方針を継承すると言いつつも、携帯料金、不妊治療、そして温暖化ガス問題も、すべて安倍前内閣が本来…

生身の弱い個人とそのアイデンティティを救えないリベラルの弱み

近世・近代どころか、ソクラテスの古代にまで一時ワープし、ようやく発現を見、民主化運動を通じて、自らを政治的な人格として承認させるための法制度へと反映され、確立された「ほんとうの自分」という現代に通じるアイデンティティ概念。それこそがリベラ…

政治的なるものと日常生活における個人と社会

保守層、子育て世代、社会的弱者、若者、無党派、非正規、フェミニスト、戦争を知らない世代、ネオコン、反緊縮派/緊縮派、リベラル これらは皆、アイデンティティを表現したものであり、他にも多種多様にある。そんな指摘から、本文は始まります。 この続…

『リベラルの敵はリベラルにあり』から考える、個人の生き方と社会の在り方-1

リベラルに対しては不満を通り越して、失望感が消えることがない現状。それもこれも、結局現状の政治システムそのものを変えなければ、多くの社会問題の改善・解決は程遠く、というよりもまったく逆に方向に向かっているかのような国と社会を望ましい方向に…

議員定数削減一院制へ改憲を:イタリアで国会議員数削減国民投票可決

議員定数削減一院制へ改憲を:イタリア イタリアで9月に国民投票があり、国会の定数を37%減らすための憲法改正案が可決されたという。国会議員の数が3分の1以上減るわけだ。次回選挙から、上院定数は315人が200人、下院は630人が400人になる。よく成立した…

モリカケ、桜を見る会など様々な利権がらみの不祥事を無視しし続けて総理の場を離れた安倍自民党総裁内閣。その内閣府を束ねる官房長官を7年余務めて首相に昇り詰めた菅氏。令和おじさんで親しまれ、今は、携帯電話料金引き下げで人気を得ようかという時の…

菅内閣の規制改革実現とデジタル庁新設成功のポイント

注目のデジタル庁、新設の経緯と真因 もう一つ、私が注目するのが、行政のデジタル化に向けて一括して推進するという「デジタル庁」の新設だ。平井卓也デジタル改革相が適任なのかどうかは分からない。首相は、全閣僚に対し、デジタル相に協力して政府一体で…

菅総裁候補の自助・共助・公助の矛盾:政治家は公助で成り立っている

今日の日経紙面で、本命となった菅氏の理念・方針らしきものとして、「自助・共助・公助」を掲げている。出馬表明時の記者会見で「自分でできることはまず自分でやってみる。地域や自治体が助け合う。その上で政府が責任を持って対応する」ことが国の基本、…

素行怪しき議員の立候補妻に選挙資金1億5千万円、が常態感覚の自民党

もともと難ありとされた夫議員が法務大臣に就任し、予想通り、期待通りまもなく退任。常態化した、「遺憾」に思い、「真摯」に反省し、「説明責任」も「任命責任」も言葉の遊びでおしまい、の茶番劇。そして、続編としての今回の顛末。これも常態化した永田…