生身の弱い個人とそのアイデンティティを救えないリベラルの弱み

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近世・近代どころか、ソクラテスの古代にまで一時ワープし、ようやく発現を見、民主化運動を通じて、自らを政治的な人格として承認させるための法制度へと反映され、確立された「ほんとうの自分」という現代に通じるアイデンティティ概念。
それこそがリベラルの真髄、真骨頂のはずだったのですが。

 

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