『公共貨幣入門』<第4章 公共貨幣システムへの移行>より

 

まず新しい公共貨幣システムへの移行プログラムを提示する前に、債務貨幣システムのデザイン欠陥を次の4項目に集約しています。
1)バブルや不況が発生し、不安定なマネーストックによって、財政及び金融政策が無力化する
2)政府債務が指数的に増大し、借金地獄が経済破局を招く
3)所得格差を制度的に助長する
4)複利制度によって強要させられる拡大生産が、地球環境を破壊していく

この4項目ですべての欠陥や問題点が表現し尽くされているわけではありませんが、整理の仕方の一つとして読めば、なるほどそういうことになるね、と受け止めておけるかと思います。
軽い認識と批判されそうですが。

 

この続きは
公共貨幣理論を理解し、賛同する政治家・政党は現状存在するか:公共貨幣論から考える-17 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)