経済成長主義に基づく子育て支援政策の限界:山口慎太郎氏「子育て支援論」から考える-4(総括)

 

日本を含め世界各国で多様・多面に展開されてきた「育休制度」や「保育改革」の実証分析や効果評価は、当然のように、一色に染められた結果を導き出してはおらず、却って、政策の選定・決定が難しいことを示すことになっています。
それはあたかも、EMBPとは、多様な結果を想定することが必要であることをエビデンス化することを意味する皮肉を含むものではないかと感じるのです。
いや、実証分析とは、本来そういうもの、そういうことになるものと私は思っています。
まさに多様性・複雑性を、人間の、社会の、国家の行動が包摂しているものであると。

 

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