山田昌弘氏提案の少子化対策とは?:『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』で考える絶対不可欠のBI論-4

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そもそも少子化対策などすべきではない、必要ない、という意見もある。
 結婚や出産は個人的なものだから、国は介入すべきではないというもの。
 あるいは、個人のために国が金をかけるべきではない、とか。
 しかし、「結婚したい、子どもを持ちたい」と思う人々がいれば、その人としての基本的な希望を叶えるための社会支援を行うことは、仕事がない人に就職支援するのと同様、必要なことと言います。

 他方、格差社会の進展で分断が現実化し、先述の<レベル1>と<レベル4>に社会が分かれて、それぞれの階級内での結婚・出産が進み、少子化は解消する、などという意見もあります。

 しかし、どちらにおいても、望ましい社会のあり方とは言えないでしょう。
 そこで、最後に山田氏のとっておき?の少子化対策が提案されます。

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山田昌弘氏提案の少子化対策とは?:『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?』で考える絶対不可欠のBI論-4 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)