コロナ禍による日本の課題認識と新自由主義批判は自分に還る:『枝野ビジョン』を読むー2

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「効率的に偏重した経済の脆弱性」を示す例が、「命を守るサービス」「一極集中問題」いわゆる「行き過ぎたグローバリズム」と、効率性との結びつきがいささかこじつけ的で、かつ分散した問題提起と感じます。
 「過度な自己責任社会の脆弱さ」という指摘も、単純な発想からのことで、安直な感じを受けます。
 もっとも違和感を感じるのが、「小さすぎる行政」において例示したのが、「保健所」「マスク」「情報管理」では、大きな政府・小さな政府、大きな行政・小さな行政での政策問題を想定すると、課題を矮小化しすぎていることです。


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