負の所得税、参加所得、社会配当。BIに類似した最低限所得保障構想:小沢修司氏2002年著『ベーシック・インカム構想の新地平』から-2

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 これまで当サイトでは十分取り上げることがなかったベーシックインカム構想の系譜。
 本書が最も詳しく整理されていたものであったことで、先ず当サイトにとっても有意義だったと思います。
 内容的には、まだ小沢氏自身の構想に至ってはいないため、評価・感想を述べる必要はないかと思います。
 ただ、前項で確認した4項目の認識は、現状でも十分上書き可能な内容であり、そのことは、そうした意義自体、意義レベルに留まったままで、乗り越えられ、ベーシックインカム構想について何らかの社会的な合意形成ができてはいないことを確認するにとどまっていると思うのです。


この続きは
負の所得税、参加所得、社会配当。BIに類似した最低限所得保障構想:小沢修司氏2002年著『ベーシック・インカム構想の新地平』から-2 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)