2021年3月11日に想うこと:東日本大震災から10年、そしてコロナ禍の今

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3.11。
あれから10年。
未だに故郷に帰ることができない多くの人々がいる。
あの時、やむなく他の地域に逃れた子どもたちの多くが、心ない、いじめという得も言われぬヒトの醜さをも経験した。
行き場の定まらない、しかしいずれ日本のどこか、あるいは地球のどこかに廃棄されるであろう原発汚染水が、今も毎日排出され続けている。

そして、新型コロナウイルスが、この世、地球を自らの生きる場所と定めたか、縦横無尽に伝播し続けている。
人と社会の命と暮らしを弄ぶかのように。

 

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