2022年に考える、日本の2050年エネルギー・資源社会への道筋-2

 

高まるエネルギー不安-1:欧州よりロシアに影響は深刻

初めは、2022年4月22日掲載のニック・シッター中央ヨーロッパ大学教授の小論です。

ロシアのウクライナ侵攻は欧州のエネルギー市場に不可逆的な変化をもたらした。
戦争がどんな結末になろうと、欧州が再びロシアのエネルギーに依存することはない。
戦争が続く限り原油天然ガス価格は高止まりし、長期的には世界の原油市場は細分化するとともに不透明になる。

 

但し、仮の話ですが、ロシアがウクライナに対して賠償金を支払うことになった場合は、ロシア産原油天然ガスを、経済制裁に参加した欧米諸国が有償で引き取り、賠償金支払いに間接的に関与する、ということはありうるのでは、と思います。

 

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ウクライナ侵攻で高まるエネルギー不安、ロシア自体への影響がより深刻 – 2050 SOCIETY