『「現金給付」の経済学 反緊縮で日本はよみがえる』から考えるー1

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 種々の井上氏の論述に関しては、他のどの研究者のBI論よりも、身近なものとして捉えています。
 但し、当サイトが提案する<日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金>とは、大きく異なり、多くの違いや問題点が厳として存在します。
 ただそれは、井上氏論が問題だというものでもなく、私の提案自体にまだまだ問題・課題が多いことにも原因があるゆえです。

 特に、井上論では、現実論として、一度にではなく段階を踏んで導入することと、支給額を調整することが可能なシステムを採用することなどを提起。
 これが、2050年における理想の形を描いて提案しているベーシック・ペンションにおいて、検討・参考・採用する必要がある要素・条件になると考えています。

 

この続きは
井上智洋氏ベーシックインカム論総括とベーシック・ペンション2022提案に向けて:『「現金給付」の経済学 反緊縮で日本はよみがえる』から考えるー1 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)