子育て・保育の本質から考えるべき政治行政と財政政策:柴田悠氏「子育て支援論」から考える-5(総括)

 

子育て政策の効果を前提としたために、経済政策としての子育て支援論になってしまった感が否めない本書。
具体的な子育て政策課題については、解説書として発行された新書『子育て支援と経済成長』の<第5章 子育て支援の政策効果>に関連する記述を読み取ることができます。
以下が、その構成ですが、結局子育て支援策の軸になるのは、保育施設の拡充と、不足する保育職人材の確保、すなわち保育の量と質を満たすための保育サービスの拡充です。
そこに、子育て支援の産休育休制度、雇用保険などによる所得保障制度が並行して欠かせない制度になるわけです。

 

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子育て・保育の本質から考えるべき政治行政と財政政策:柴田悠氏「子育て支援論」から考える-5(総括) – 2050 SOCIETY