グローバル・フードシステムを見直すべき時代:『日本の食と農の未来』から考える-1
グローバル・フードシステムを前提とすることは、自ずと食と農を海外依存とからめて論じることになりますし、食料自給率が低い日本も例外なく、そこに組み込まれているわけです。
またグローバル・フードシステム視点では、斎藤幸平氏のベストセラー『人新世の「資本論」』(2020/9/17刊・集英社新書) で問題提起されている「グローバル・サウス」問題があります。
開発途上国における環境破壊強制・促進、低賃金労働と貧困格差拡大と一体化された食料収奪、住民の栄養不足・健康問題・飢餓問題などの連鎖が常態化しているわけです。
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グローバル・フードシステムを見直すべき時代:『日本の食と農の未来』から考える-1 – 2050 SOCIETY