ゴルツの時短・時間解放社会と社会的排除の本質とBI論との結びつき:小沢修司氏2002年著『ベーシック・インカム構想の新地平』から-3

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 小沢氏が本書を執筆している時期にはまだ活動していたゴルツ。
 彼の考えの軸になっているのが、急速に進む情報化・ハイテク化などの高度情報・サービス化社会=労働生産性の高度な発展とその市場経済化の結果として、社会的必要労働が減少していく中、労働に基づいて賃金、所得水準を決め、これにより生活保障とするという考え方が成り立たなくなってきていること。
 それが、BIという労働と切り離された所得保障の構想が必然的になるというものです。

 

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ゴルツの時短・時間解放社会と社会的排除の本質とBI論との結びつき:小沢修司氏2002年著『ベーシック・インカム構想の新地平』から-3 – 日本独自のBI、ベーシック・ペンション (basicpension.jp)