帝国的生活様式、グリーン・ニューディール、気候ケインズとは:『人新世の「資本論」 』が描く気候変動・環境危機と政治と経済-1

 

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人新世とは「人類が地球を破壊し尽くす時代」であり、既に始まっているその天候危機。
その危機を食い止めるには、資本主義システムを止めるべく「大きな変化」を起こすしかない。
その現実を示す格好の状況として、グローバル化によって被害を受ける領域とその住民を意味する、以前は南北問題と呼ばれていた「グローバル・サウス」に焦点を当てます。
それは言い換えると、後進国発展途上国を指します。
その地域・住民からの労働力や自然資源、エネルギーの収奪により、先進国のライフスタイル「帝国的生活様式」が成り立っているという指摘が、本章の起点になっています。

 

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帝国的生活様式、グリーン・ニューディール、気候ケインズとは:『人新世の「資本論」 』が描く気候変動・環境危機と政治と経済-1 – 2050 SOCIETY