パラノイア・プーチンの失脚は可能か

プーチンを、21世紀のヒットラーとでも言うべきモンスターまでにしてしまったロシア。その失敗を多くのロシア人が認めつつあるだろうが、果たして、自浄力をもって彼を失脚させることができるだろうか。 ロシアは、自らの手で、パラノイア・プーチンを失脚さ…

WANを精神的基盤とする新しい女性主体政党・政治会派創設提案-3

WANを精神的基盤とする新しい女性主体政党・政治会派の創設と女性国会議員の多数輩出による政治・行政改革を提案するシリーズを進めてきました。<第1回>:女性主体政党・政治会派、2025年創設提案(2022/2/24)<第2回>:女性主体政党・政治会派の理念…

グリーン水素社会実現に向けてのエネルギーシステム改革

WEBサイト「2050 SOCIETY」2020年3月投稿記事紹介-6 先日、当サイト管理者 Ohno Haruo 大野晴夫が、2020年4月開設のサイト https://2050society.com 。その開設の事情・経緯に関する記事◆ WEBサイト「2050 SOCIETY」2年前2020年4月開設の経緯(2022/2/2…

多様なアプローチによる保育システム改革

「多様なアプローチによる保育システム改革」の構成1)社会経済の変化に対応した保育ニーズに応じた保育グレード区分別保育システム改革へ2)保育園義務教育化のあり方:新・公立幼稚園制の導入3)1歳・2歳・3歳児の保育園保育制4)0歳児の乳児保育…

WANを精神的基盤とする新しい女性主体政治グループ創設提案-3

WANを精神的基盤とする新しい女性主体政党・政治会派の創設と女性国会議員の多数輩出による政治・行政改革を提案する4回シリーズを始めています。<第1回>:女性主体政党・政治会派、2025年創設提案(2022/2/24)<第2回>:女性主体政党・政治会派の理…

WANを精神的基盤とする新しい女性主体政党・政治会派創設提案-2

女性主体の政党・政治会派。当然、女性に支持される政策を掲げ、その実現を目的とするわけですが、それはほとんどの男性にも支持されるものでしょう。その組織的基盤をどのように創るかは次回のテーマとして、その前に、どのような理念のもと、方針に基づき…

公務員および公務業務の在り方から考える行政システム改革

このシリーズは、次の3記事構成です。 <第1回>:公務員という仕事の人気・不人気:社会経済の変化が必要とする行政システム改革-1(2020/3/19)<第2回>:行政システム開発庁の設置を:行政標準業務システム開発による行政システム改革-2(2020/3/…

女性参政権、女性活躍キャンペーンの違和感。女性自身の感覚・ことばで理念・方針を

なぜ女性主体の政党・政治会派が必要か?その理由・答は、至極簡単、単純です。男性優位で男性がほとんどを占める政党・政治会派に対して、それがないことの方が不思議ではないでしょうか。人口の半数(以上)を占める女性が、その仕事や生活や働き方・生き…

年金制度統合による社会保障システム改革

当サイトの管理者である「Ohno Haruo大野晴夫」が、2020年4月に開設した https://2050society.comその開設の事情・経緯についての記事◆ WEBサイト「2050 SOCIETY」2年前2020年4月開設の経緯(2022/2/20)を先日紹介した後、一昨日◆ 他サイト投稿記事が202…

絶対不可欠の政治システム改革

1.選出区分は以下の3区分1)地方代表枠:小選挙区・中選挙区制を改善した地方選出議員。定数300人2)比例代表枠:政党等必要条件を満たす組織への投票数に応じて比例配分され選出された議員。定数160人3)エキスパート代表枠:各種政治・行政専門分野…

新型コロナウイルス禍が引き起こす社会経済システム改革:WEBサイト「2050 SOCIETY」2020年3月投稿記事紹介-1

<第1回>:新型コロナウイルス禍が引き起こす社会経済システム改革-1(2020/3/3)<第2回>:新型コロナウイルス禍が引き起こす社会経済システム改革-2(2020/3/4) この2回の記事を連続させて、それぞれでのサブテーマを並べると以下のようになりま…

WEBサイト「2050 SOCIETY」2年前2020年4月開設の経緯

サイト、https://2050society.com を開設することになった事情・経緯について、その折りに投稿した3つの記事を紹介します。 第1回:MySQLサーバー、バージョン不適合でWordPress利用サイトがピンチ!:2050SOCIETY.com 開始の諸事情-1(2020/4/6)第2回…

ベーシック・ペンション導入時の生活保護制度廃止とプロセスでの課題

ベーシック・ペンション提案の根本は、さまざまな問題を抱える現状の「生活保護制度」を廃止し、それに代わる、より望ましい社会保障制度を確立することにあります。そのためには、現状の生活保護制度の廃止に断固として反対する人々が納得する制度であるこ…

ベーシック・ペンション専用デジタル通貨への切り換え時までのマイナポイント支給額の年次ごとの推移試算

BPマイナポイントを段階的に支給することの理由の一つは、過剰な流動性を継続することで発生するインフレリスクを抑制することにあります。そこで、前回提案したBPMP発行基準に則って毎年どれだけの金額が発行されるかを試算してみます。その提案は、以下の…

少子化・高齢化社会対策優先でベーシック・ペンション実現へ

1.社会保障制度優先政策課題反映計画 <第2フェーズ:2031~2040年> 1)国民年金制度・老齢基礎年金制度の廃止と生活基礎年金制による新・国民皆年金制移行 2)高齢者基礎年金、65歳以上生活基礎年金実現に伴う厚生年金保険制度の改正および同制度の賦…

2050年ベーシック・ペンション完全導入に向けてのベーシック・ペンション制度2022年提案基本方針

1.2021年提案ベーシック・ペンションの段階的導入2.専用デジタル通貨JBPC実現までの支給通貨方式の段階的変更3.社会保障制度体系の総合的改正に向けての同関連制度および法律の段階的改正4.日銀によるJBPC発行管理運用システム開発状況に併せての段…

グレー水素、ブルー水素がグリーン水素に変わるまで

脱炭素、脱原発、脱政策をめぐる動向から 2021年、遅ればせながら、珍しく、高らかに脱炭素宣言を行った前・菅政権。とはいっても、その実現への工程表が具体的に描いてのことではなく、いわば、ウケを狙ったスタンドプレーのそれ。岸田政権がこれを受けて、…

日銀のベーシック・ペンションのシステム開発・システム管理コスト問題

日銀法改正が不可欠:デジタル通貨発行で日銀法改正規定路線化 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の導入に向け、これを法定通貨とするには財務省が所管する通貨法改正が必要であり、日銀や金融庁と緊密に連携して制度設計等その準備に入ったとされています。CBDC…

ベーシック・ペンション導入によるインフレリスクと対策を考える:ベーシック・ペンション実現へのヒント-3

過剰流動性の発生がインフレの一因となるとされています。すなわち、現在アメリカ・バイデン政権によるバラマキが、インフレを招き、FRBが引き締めに入っている状況がその端的な事例です。バラまかれたカネで購買意欲が高まり、求人も増え、労働力不足により…

<コロナ禍の思想>から考える-2

日経が、1月下旬から連載していた<コロナ禍の思想>シリーズ。最終回第7回に、宗教学者であり、現在上智大グリーフケア研究所所長を務める島薗進氏の小文「支え合うケア、新たな共助」を読んで考えるところをメモしたのが以下の記事 ⇒ 宗教および宗教家、…

供給不足がもたらす各種原材料高が招く製品値上げと社会経済不安

この現象は、多くが供給不足に起因するとされる。しかしその要因は多様であり、資源囲い込み、脱炭素をめぐる天然資源エネルギー投資の減退、国際情勢不安に伴う輸出入抑制、関連しての物流問題・労働力問題などと相互に結びつく。こうした国々の一部、トル…

介護規制緩和、そもそも規制改革推進会議で議論すべき課題か:日経続報から

先日、最近の動向と介護制度・介護現場等をめぐる問題を確認する<最近の日経介護関連記事から読み解く、2022年以降の介護政策課題>シリーズを以下の4回にわたって投稿しました。◆ IT、DX、介護テック。呼び名が変わって介護現場の生産性は上がったか、省…

宗教および宗教家、宗教学者に何を期待するか

どうやら国を超えてのその理想追及と実現は期待できず、個々の国や地域においてさえも、格差や分断の継続あるいは拡大状況を考慮すると、困難と考えざるをえないのではと少々悲観的です。しかし、幸か不幸か、仏教も神道もキリスト教も、暮らしの中にイベン…

少しずつ、よくなる社会に・・・

混迷・困惑する21世紀第1四半期を経過するに当たって ベーシック・ペンションも、非常に難しい課題であり、2050年までになんとか実現し、日本社会のインフラの一つになっていればと願うもの。いずれにしても、「今だけ、カネだけ、自分だけ」と揶揄されてい…

ベーシック・ペンション実現へのヒント-2

当サイト提案の、日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金実現に向けて、さまざまな課題があります。その視点で、種々の情報から改善・解決につながる、つなげることができると思われるもの、コト、情報を、都度取り上げ、日本独…

介護大手学研HD、介護施設1000拠点に

学研ホールディングスは2030年9月期までに国内で運営する介護施設数を現在の2倍に当たる1000拠点に増設し、年800人ペースで介護士を養成する計画。 介護は地域の社会福祉法人や中小企業が主な担い手だった。人手不足が深刻であり、自前の人材育成や生産性向…

ベーシック・ペンション実現へのヒント-1

第一次段階は、マイナポイントでBP支給 現実的方法の一つ目は、デジタル通貨以外の通貨で支給すること。そこで参考になるのが、先述の「ポイント方式」です。現金支給では、銀行振込方式となり、莫大な手数料を必要とし、かつ口座を持たない人々への支給に難…

最近の日経介護関連記事から読み解く、2022年以降の介護政策課題-3

2021年11月19日にまとめた経済対策の中に盛り込んだ賃金アップ。 これで人手不足懸念の解消を目指すというものだが・・・。 いい加減に、もうこんな妄想にちかい希望的観測はやめにすべきです。 そして私は未だに、こうしたエッセンシャル・ワーカーの賃上げ…

「『生活保護解体論』から考えるベーシック・ペンション」シリーズ:2022年シリーズ記事紹介-2

「日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション生活基礎年金」を提案する専門サイト http://basicpension.jp 。 今年2022年最初のテーマとして、岩田正美氏著『生活保護解体論 セーフティネットを編みなおす』(2021/11/5刊:岩波書店)を選び、ベ…

「『日本の食と農の未来』から考える」シリーズ

小口広太氏著『日本の食と農の未来 「持続可能な食卓」を考える』(2021/9/30刊・光文社新書)を、2050年の望ましい日本社会創造をめざすWEBマガジンサイト https://2050society.com の2022年最初のテーマとして取り上げ、「『日本の食と農の未来』から考え…